
「割れ窓理論」とは?
割れ窓理論を知っていますか?アメリカの心理学者ウィルソンとケリングが提唱した理論です。
■ステップ1:家の割れた窓を1枚放置する
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■ステップ2:街にさらに割れた窓が増えていく
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■ステップ3:街から経済的に余裕のある人たちが引っ越し、さらに治安が悪くなっていく
このような悪循環になっていくという理論です。
そのまま放置しておくのはよくないことが分かります。
「片付け」にもあてはまる!
この理論は、片付けにも同じことがあてはまります。
■ステップ1:脱いだ服を一日ソファに置きっぱなしにしておく
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■ステップ2:翌日以降、他の服やバッグなどをソファに置くようになる
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■ステップ3:ソファ全体が物置き化していく
まさに割れ窓理論と同じです。
脱いだ服を置きっぱなしにしておくと、その場所がどんどん乱れていきます。
では、どの段階で対応することが望ましいのか?
それはずばり、ステップ1の段階です。遅くてもステップ2の翌日午前中までが理想です。
長く置きっぱなしにしておくと、「元に戻さなくてもいいや」という心理が働いてしまいます。
散らかってからの片付けは時間もかかり大変です。
モノを使ったら、そして家から帰ってきたらすぐにモノを元に戻すことで、部屋の荒れた状態を防ぐことができるというわけです。
帰宅後は、体を落ち着かせる前に元に戻すのが個人的におすすめです。経験上、一旦落ち着いてしまうととにかく片付けが面倒になります。基本めんどくさがり屋な私は、帰ってきたら「手洗い→うがい→荷物の片付け」の順番で動くようにしています。
早く落ち着きたいので、全集中して速攻で片付けを終わらせることができますよ。
ぜひ、お試しください。